コートを買う

先日、冬物のコートを買いました。
お天気続きで
もう春なのか?とお思える日が続き
お店にも春物の商品が出てきていました。
あるお店で
デザインが気に入ったけれども
サイズがない商品がありました。
しかし色違いならば希望のサイズがありました。
その色は最近では上着としては着ていない色でした。
もう商品の入れ替え時期で在庫もまばら。
そんな時に店員さんが
各々の色でコーディネートを考えてくれました。
サイズが無いならば止めようかと考えてもいましたので、
「あっ売り込まれる」と思いました。
「これだと少し重たく見えます」
「こうすると春先の色物にも合います」
そう聞きながら、
「でもちょっと待てよ、これもいい機会かも。」
と思って見たら
「言われてみればそのコーディネートも良いかも」
と、普段考えていた組み合わせとは違うものを
もう少し客観的に見て
魅力を感じ始めました。
しばらく発想を切り替えるのに時間がかかりましたが、
結局、最近来たことのない色違いの商品を選びました。
服選びが得意ではない私にとっては、
色々と提案してもらったことで、
自分では考えていなかったような
楽しい未来を想像できる発見をすることができました。
『お客様に提案して差し上げる』ことの大切さをちょこっと体感しました。
ちなみに店員さんは、
「おお時間いただければ、第一希望のサイズ違いを仕入れることは可能です」
という提案も初めの頃にしてくれていました。